最後の大物工具になるであろう、ルーターの購入は結局アルゴファイル、マイクロモーターシステムスターP30に決めました。長い間検討に検討を重ねて、たどり着いたルーターはこちらになりました。これに決まるまでの道のりは、長く遠いものでした。
アルゴファイル 【3.0φコレット+2.35φスリーブ仕様】マイクロモーターシステム スターP30セット (ブラック)
悩みに悩んで、コレットはφ2.35を選びましたが、はじめからセットされているならばこちらの3.0φコレット+2.35φスリーブ仕様がおすすめです。購入してから3.0も使えたら・・・というビットが出てきたからです。これから購入するなら、そちらを絶対おススメします。
アルゴファイルマイクロモーターシステムスターP30セット内容
ブラックを購入、他にホワイトもあります
アルゴファイルの会社のHPにはネイル用を意識してか赤とピンクもありましたが、アマゾンでは取り扱いがありませんでした
フットペダルがとても便利です ただしペダルの強弱で回転数の調節はできません。ONとOFFのみです
コンパクトで持ちやすいハンドピースです 先端が金属のため割れる心配がほとんどありません ビットの交換も簡単でとてもスムーズです
ハンドピースホルダーは樹脂製?柔らかいです落ちても壊れる可能性は低いでしょう
同封されていた、保護メガネとマスクです オマケ程度に考えています
ダイヤバー30本がセットされています ゴリゴリ切削できるものではありませんが 持っていていいビットです
ルーターの購入に、さすがに3万も4万も出せないという方は、スターP30の前期種かな?こちらも候補に挙がり長い間検討しました。初めて買うならこちらの機種も似たような性能で使うことができそうです。2万円ほどで購入できますよ。
さらに詳しくみてみよう
- 緑のスイッチでON、OFFします。いまだにどっちがONなのかしばし考えてしまいます(私だけ?)
- 回転数は最大33000回転、回転数の調節つまみで、0から無段階の調節ができます
- ただし、回転数の目盛りは数字ではないので使用する感覚の慣れで、好みの回転数を見つけましょう
- フィギアなどのプラスティック製品は高速だと溶けるので、低回転はとても魅力的です
- 正逆回転はこのスイッチで変更できます
- イマイチ、この必要性はわかっていませんでしたが、回転方向が正だけだと、削る場所によっては刃物が加工品を跳ね飛ばすときがあり、そんな場所の切削時、逆回転を使用するときに便利です
- 実際に切削して、危険性が理解できました
- 本体裏面に、フットコントローラーのジャックを差し込みます
- ハンドでのON,OFFは面倒なのでたぶんずっとフットコントローラーを使うことになりそうです
本体に設置できるハンドピースホルダーです。寝かせて置くより、使いやすいと思います。
斜めに差し込むこともできます。こちらの方が使い勝手がいいかもしれません
- 本体上部には6本のビットが差し込めるようになっています
- 作業途中でビットを何度か交換してよく使うものを設置しておくと便利でしょう
- ハンドピースの重さは140グラム、他のと比較したことがないのでわかりませんが、重さはある程度あるものの、作業に支障がある感じはしませんでした
- 連続使用時間の制限はなく、本体が熱くなることはありません この製品を選んだ要因の一つです
- 夢中で作業をしていると、連続使用することが多くなります
- ラバー製のハンドピーススタンドは、落としても割れる可能性が極めて低いと言えそうです
先端工具を付ける部分が、金属に変更になったようです。消耗が崖しく先端部分に亀裂が入るルーターが多いと聞いています。その点でも大いにおススメできる製品です。
チャックはワンタッチ開閉式で、簡単に先端工具が交換できます。先端の金属部分の丸印はもともとありましたが、下の白ボッチは私が白のサインペンで書きこみました。
とにかく音が静かです。切削自体の作業音は出ますが、機械本体の音は全く無いに等しいです。惚れてしまいますよ。
先端工具を付けるコレットチャックはφ2.35ミリ
アルゴファイルでは2.35ミリのチャックが標準ですが、アマゾンで3.0ミリと2.35ミリの両方を付け替えることができるタイプも、販売されているようです。
ルーターでは2.35ミリで多くのビットがあるので問題ないと思い購入しましたが、3.0ミリ両方使えるものを購入すればよかったと、少々後悔しています。
作業机の最上段引き出しにしまいました。狭い作業場なので出したりしまったりが面倒なので、入れたまま作業することを思いつきました。
近くにあるコンセントに主電源を接続し、フットペダルを足元に置くと、いつでもすぐに使えます。
しまうときは、フットペダルを収納、ハンドピース、主電源コードを収納して、ハイおしまいです。
工具はこれだけではないので、机の上に出しっぱなしにできないので、我ながらとても使い勝手がいいと自負しています。
この手の工具は、出し入れが面倒だと、どうしても使う頻度が下がってしまうので、せっかく買った高い工具なので、使い倒したいと思います。
先端ビットは使いたいもの、作りたいものによってよく吟味し、徐々にそろえていくつもりです。とりあえずこちらの安い超硬バーを購入しました。
JINTONG 超硬バー リューター ビット ドリル カッター タングステンバー 10本セット (2.35mm軸 刃幅6mm)
実際使ってみての感想
- ビットがワンタッチで付け替えできる(初めて使っても超簡単)
- 芯ブレがない,これとても重要な特徴です
- 高トルク(低回転でも安定したトルクが得られる、作業途中に止まることはない)
- 動作音が静か(切削などの作業していないと、回転音はほとんど聞こえない)
- 回転数を無段階に0まで落とせる(刃物の恐怖があり、現段階ではまだ高速回転していない)
- 作業時間に制限がないこと(連続使用しても本体が熱くならない、ミニルーターには連続使用時間制限があるものが多くあります)
- 木目に対して正転と逆転の使い分けができる(実際に使用して実感)
- ハンドピースに負荷がかかると回転数が落ちないよう「トルク保証機能」がある
- 過剰な負荷がかかった場合、自動的に電源を落とし故障を防ぐ「オーバーロード機能」がある
- フットべダルが便利(ON,OFFのみだが使い込むうちに強弱がついていれば・・・と言い出すのかも)
- 木工専門で考えていますが、そのうち金属の切削にも使っても安心そうです
- 切削は、刃物の重要性が必要です
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