家具などを作る木工細工の場合、欠かせない道具に
サンドペ-パーがあります。
昔の人間?の私の場合、紙やすりということが殆どです(-_-;)
やすりをかけて滑らかにする作業(サンディング)の目的は、
磨くことと、削ることにあります。
材木をそのまま使ったのでは、表面が毛羽立って
微妙に滑らかでない場合、サンドペーパーをかけると
ツルツルとした表面になります。
また、塗料ののり具合もたいへんよくなります。
削る場合は、タンスやサイドボードなどの引き出し部分が
微妙にキツイ場合など、サンドペーパーで削って
微調整をするためにとても役立ちます。
紙やすりの裏側には#240や240番と書かれています。
これは目の細かさを表していて、数字が大きくなるほど
細かい目になります。
木工用では180番から320番程度。
プラスティックや金属はキズが目立ちやすいので、
400番から1000番程度がよく使われます。
また、サンドペーパーで長い時間磨いていると摩擦熱で
指がやけどしたり、磨く面がゆがんだりするので、
木材の破片などに巻きつけて使うと、とても便利です。