日本の夏にぴったりの浴衣を作りました。オビツ11の人形を購入してからというものなかなか服が増えていない現状ですが、浴衣を作ってあげました。若い子なのに、地味な柄の生地の浴衣になってしまいました。柄を変えることで、今っぽい浴衣も出来上がるのではないでしょうか?
帯はインスタントのように、ウエスト部分の帯に、背中でワイヤーを差し込むように作りました。本物と同じような作りかたです。上手くできたのでどうぞ、あなたも作ってみませんか?
ミニチュアドールハウス 浴衣の作り方
【材料】
浴衣部分の布だけです。
- 身頃布 30×220×2
- おくみ 25×100×2
- 袖 35×90×2
- 襟 25×140×1
- 帯出来上がり幅1センチ布 少々
いずれも、大きく裁断しボディに合わせ、幅や長さをカットし、調節しながら制作しています。
【作り方】
①後ろ見頃の背中部分を縫い合わせます
②前身頃に前おくみを縫い付けます
③襟ぐりをカットします
④襟ぐりはドールの首が入ればOK
⑤身頃の中央部分に袖を縫い付けます。全部縫い閉じせず、中心から4センチ縫い閉じました
⑥④でカットした襟ぐりに、襟をミシンで縫い付けます
⑦襟の内側は手縫いで閉じました
⑧袖口(手が出るところ)と脇は縫い閉じないように残して、袖を縫い合わせます
⑨縫い代を開いて爪で癖つけします
⑩袖口、脇、身頃などの縫い代部分をボンドで付けます
注意:ボンドが表面に出ないように、薄めにつけることがポイントです
⑪表に返すときは袖口などの角部分を、綺麗に処理しましょう
⑫浴衣の本体がほぼ出来上がってきました
⑬おはしょりがあると、めっぽう浴衣っぽくなります
●おはしょりは、ボンドで接着しました
●次は、帯を作っていきましょう
●帯は胴に巻く部分とリボンの部分を別々に作ります
●胴の部分は、背中にマジックテープで止めるタイプにしました
●リボン部分にクリップで芯を作りことにより、胴の背中部分に差し込みやすくなりますので、お勧めです。
⑭クリップを使いましたが、ワイヤーでも芯として使えます
⑮リボン中央の抑えの部分にクリップを埋め込んでボンドで接着しました
⑯二重のリボンを作りましたが、お好みで作ってください。和服の帯の結び方は色々あって、楽しむことができます。
⑰リボンと隙間が空いているのは、胴の背中部分の帯が挟まるように開いています。左の垂れている部分を帯に差し込みます。
なかなか和風っぽい、粋な柄になりました。
※すべての製作において、作りながら調節しているので初めの段階の型紙サイズが、調整後大きさが変わっていることがありますので、ご注意ください。
※和服の作り方は説明が難しくなりますが、オビツ人形の和服の動画をアップしている方も多くいらっしゃいます。そちらを見ていただくと作りやすく、わかりやすいものも多いので、検索してぜひ参考になさってくださいね。
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